4月9日 夜
“発売されていない楽曲を元に書くもどかしさ”とヤスくんが記していましたが、
そこが面白いんじゃないか!笑
こうしてお互いが記す言葉から楽曲へのイメージを膨らませてもらったり、想像を巡らせてもらえたら嬉しいなと思いつつ
実際に発売された楽曲が“おもてたんとちゃう(by 四星球)”に陥れてしまう可能性もあるわけですが。笑笑
さて。
作曲について“「曖昧な記憶」はイントロのギターの出音から選んだ珍しいタイプだ”なる記載がありました。
これまでのTILITILIの楽曲って、どうやって生まれることが多かったんだろう?
そして今回の楽曲は、詞がありきなのか曲から出来たのか、それとも“曖昧な記憶”のワードが先でそこから広がっていったのか。
曖昧な記憶、のタイトルにそもそもですが、色々な思いを馳せることができます。
それは東日本大震災から10年経って、コロナ禍でも先月は震災関連の報道がなされたのも然りだし、ちょっと個人的ですが発災時にわたしはFM岩手というラジオ局で生放送をしていて、FM岩手のスタッフにあの当時を振り返ってもらうインタビューをして自分のYouTubeチャンネルで公開しました。が、自分が放送の当事者でも曖昧な記憶になってしまっている部分というのが、少なからずあることにはっとさせられました。
最初にこの音源が届いた時、もしかすると“曖昧な記憶”というワードがまず出てきて、その言葉に引っ張られるように増幅して生まれた曲なのかもしれない、そしてそんな曲はやっぱりTILITILIのメンバーと一緒の曲にするべきなんだ、という流れだったのかもしれないなぁと想像したのですが、どうでしょうか。
PS)新宿ロフトでの思い出話もありがとう。あの日が本当にご縁のはじまりで、その数ヶ月後、2012年3月11日に釜石からFM岩手の公開生放送をした時にはヤスくんに出演してもらったんだよね!
高橋ちえより
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